離婚公正証書完成までの流れが分かるコラム

離婚公正証書作成の予約|第14話

著者は離婚問題に強い行政書士の辻雅清

【目次】

○ 登場人物(物語スタート)
○ 離婚チェックシートを利用しませんか?
○ 離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

離婚公正証書完成までの流れをわかりやすく解説するために、
複数回にわたって物語形式(フィクション)でお伝えさせて頂きます。

物語は全17話ありますが1つ1つが読みやすくなっています。
(※ これを読めば協議離婚の流れを理解しやすくなります。)

【登場人物】

夫 鈴木 四朗(会社員)
妻 鈴木 久子(会社員)

以前インターネットで「公証役場」と検索した結果、
近くにあることを知っていたので早速電話をかけてみました。

久子は四朗との離婚条件の話し合いを通じて、
インターネットの便利さとありがたさを再確認できました。
注)インターネットの情報は全て正しいとは限りません。

久子「問合せはスムーズにできた。」
久子「公証役場の人は優しそうだった。」

久子は初めての経験だったため緊張していましたが、
公証役場の電話対応が親切かつ丁寧だったので安心できました。

【公証役場について】

◇ 2回出向く必要がある
◇ 離婚条件を書いたメモを持参する
◇ 離婚公正証書を作るための手数料

公証役場に問合わせをしてわかったことは、
離婚公正証書を作る場合は相談と作成の計2回出向く必要があることです。
(※ 予約なしでも対応してくれる公証役場は少ないと思います。)
(※ 公証役場は混雑していることが多いので予約してから出向いて下さい。)

つまり平日の日中に計2回出向く必要があります。
(※ 公証役場は土・日・祝・夜間帯は開いていません。)

ただ1回目の相談は夫婦揃ってなくても構わないということで、
久子が1人で出向いて相談をしてもいいということがわかりました。

一方、作成日については代理人を立てない限り、
署名や押印の必要があるので夫婦揃って出向く必要があります。

つまり作成日は四朗と久子は有給を取る必要があります。

久子「合意した条件をまとめたメモを作らないと。」

久子は相談日の予約後、1回の相談で終えたいと考えました。
相談日を有意義な時間にするために合意した条件をまとめたメモを作り始めました。
(※ 公証人が困らないように合意した条件を整理することは大事です。)
(※ 口頭で合意条件を伝えても構わないですが伝え漏れのリスクがあります。)

補足として当事務所に離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合、
合意した条件はメモではなく離婚協議書を作って公証役場に提出しています。

離婚公正証書の作成手数料は慰謝料の金額で計算されるので、
久子のケースでは全て込みで1万円程度で作れることがわかりました。

そして離婚公正証書作成の流れなどについても理解できたので、
以前相談に乗ってもらった離婚経験のある友人にお礼の電話をかけました。
(第14話終了)

離婚をした友人からのアドバイス|離婚までの道のり15話もご覧下さい。
(※ 離婚までの道のり全17話の目次はこちらにあります。)

当事務所では離婚協議書、離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合、
離婚チェックシートの送付から始めているので↓に詳細をお伝えします。

離婚チェックシートの内容

◇ 全13ページ63項目の質問を掲載
◇ 離婚協議で必要な離婚条件を全て網羅

離婚チェックシートに掲載されている内容は、
離婚協議書や離婚公正証書を作るために必要な離婚条件の情報です。
(離婚協議書や離婚公正証書の詳細はこちらをご覧下さい。)

63項目の質問はできる限り○×形式(一部手書きあり)を採用しています。

例1「養育費はいつまで払う?(選択肢は5つ)」
例2「定期面会はどうしますか?(選択肢は3つ)」
例3「預金の財産分与はどのように記載する?(選択肢は3つ)」

例1~例3のような質問や解説を掲載しているので、
夫婦の意向に沿った離婚協議書や離婚公正証書を作ることができます。
加えて離婚条件を集める時間はゼロなので、離婚届の提出時期も早まります。

詳しくは離婚チェックシートの内容と使い方ご覧下さい。

離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

「安心感が生まれて後悔しないものを作りたい」と考えているはずです。
「安心感や後悔」(思い)にこだわるのであれば、以下2点がポイントになります。

・夫婦間で離婚条件について話し尽くすこと
・離婚協議書や公正証書には細かい条件まで記載すること

当事務所ではご依頼者様のこの思いを大切にしたいので、
契約期間を設けずに時間をかけて離婚協議書や離婚公正証書の作成を進めています。

もちろん料金は「○万円~」ではなく固定料金なので、
どれだけ時間がかかっても追加料金は頂きません。安心して下さい。

この結果、質と内容の伴った離婚協議書や公正証書ができています。

当事務所では正式なご依頼の前に無料相談から始めています。
無料相談を通して、私(行政書士の辻)との相性や経験値を確認して下さい。
相談中・相談後に依頼を求めるような営業行為はしないので安心して下さい。

先ずは無料相談から始めませんか? → お問合わせ
お気軽にご利用下さい。お問合わせをお待ちしております。(終わり)