離婚の問題や疑問を解決するコラム

離婚協議書原案の作り方をわかりやすく解説

著者は離婚問題に強い行政書士の辻雅清

【目次】

○ 原案作成の流れを知ることが大事
○ 離婚チェックシートを利用しませんか?
○ 離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

質が高く内容が伴った離婚協議書を作るためには、
前段階の原案作成(下書き)に力を注ぎじっくりと丁寧に作ることが大切です。
原案のイメージが湧かない方は離婚協議書の文例と書き方をご覧下さい。

今回は離婚協議書原案の作り方をわかりやすくお伝えします。

原案作成の流れを知ることが大事

① 離婚条件の合意
② コピー用紙を用意
③ 合意した条件を書いていく
④ 書いた条件の見直しと修正
⑤ 離婚協議書の完成

先ず離婚協議書の原案を完成させるためには、
前提条件として養育費などの離婚条件に合意していることが必要です。

各夫婦によって離婚に至る経緯や原因は変わりますが、
主な離婚条件として養育費、面会交流、慰謝料、財産分与などがあります。

次にコピー用紙などを用意して合意した条件を書いていきます。
(※ これが離婚協議書の原案となります。)

離婚協議書の原案の作り方として手書きでもいいですが、
作り直しの不便さを考えるとパソコンを利用することをお勧めします。

ちなみに離婚協議書は夫用と妻用、計2部作る必要があります。

具体的な離婚協議書の原案の書き方としては、
夫婦(自分達)で作る場合、書籍やインターネット上の文例を参考できます。
注)インターネット上には誤った情報もあるのでご注意下さい。

このような過程で書きあげたものが離婚協議書の原案となり、
書き漏れやミスがないかなど夫婦間でじっくりと見直すことが重要です。

書き漏らした条件は口約束と変わらないのでご注意ください。
注)口約束は離婚後のトラブル率の増加に繋がることが多いです。

また離婚協議書の原案は文字として目で確認することができます。
つまり新しい発見や考えが生まれる可能性を高めることに繋がっていきます。
例)養育費の基本額以外に進学費用の合意もした方がいいかなと考える。

これが離婚協議書の原案を作る大きな目的となります。

このように見直しと修正を繰返していくことによって、
離婚協議書の原案は何度も作り直され少しずつ内容が洗練されていきます。

こういう訳で何度も原案を作り直すことで、
質が高く内容が伴ったオリジナルの離婚協議書ができます。

以上で離婚協議書の原案の作り方の説明を終えますが、
疑問点やわからないことがあればお気軽にご相談下さい。

当事務所では離婚協議書、離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合、
離婚チェックシートの送付から始めているので↓に詳細をお伝えします。

離婚チェックシートの内容

◇ 全13ページ63項目の質問を掲載
◇ 離婚協議で必要な離婚条件を全て網羅

離婚チェックシートに掲載されている内容は、
離婚協議書や離婚公正証書を作るために必要な離婚条件の情報です。
(離婚協議書や離婚公正証書の詳細は
こちらをご覧下さい。)

63項目の質問はできる限り○×形式(一部手書きあり)を採用しています。

例1「養育費の終期は4つの内どれにしますか?」
例2「養育費の条件を決める時に注意すべき点(解説)」

例1や例2のような質問や解説を掲載しているので、
夫婦の意向に沿った離婚協議書や離婚公正証書を作ることができます。
加えて離婚条件を集める時間はゼロなので離婚届の提出時期も早まります。

詳しくは離婚チェックシートの内容と使い方をご覧下さい。

離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

「安心感が生まれて後悔しないものを作りたい」と考えているはずです。
「安心感や後悔」(思い)にこだわるのであれば以下2点がポイントになります。

・夫婦間で離婚条件について話し尽くすこと
・離婚協議書や公正証書には細かい条件まで記載すること

当事務所ではご依頼者様のこの思いを大切にしたいので、
契約期間を設けずに時間をかけて離婚協議書や離婚公正証書の作成を進めています。

もちろん料金は「○万円~」ではなく固定料金なので、
どれだけ時間がかかっても追加料金は頂きません。安心して下さい。

この結果、質と内容の伴った離婚協議書や公正証書ができています。

当事務所では正式なご依頼の前に無料相談から始めています。
無料相談を通して、私(行政書士の辻)との相性や経験値を確認して下さい。
相談中・相談後に依頼を求めるような営業行為はしないので安心して下さい。

先ずは無料相談から始めませんか? → お問合わせ
お気軽にご利用下さい。お問合わせをお待ちしております。(終わり)

離婚の疑問を解決するコラムの目次はこちらにあります。
現在60本のコラムがあり数分で読めるので、是非ご覧下さい。

【関連ページ】
協議離婚の進め方と成立期間や条件
養育費と公正証書の書き方
面会交流と公正証書の文例
離婚慰謝料と公正証書の書き方
離婚の財産分与と住宅ローンの関係

当事務所では離婚チェックシート(全63項目)を利用すると同時に、
十分なヒアリングを通して、離婚協議書や離婚公正証書を作成しております。
また無料相談も実施しているのでお気軽にご利用下さい。