離婚の問題や疑問を解決するコラム

養育費を諦めないでほしいです

著者は離婚問題に強い行政書士の辻雅清

【目次】

○ 養育費とはどのようなお金?
○ とある養育費の協議場面
○ 離婚チェックシートを利用しませんか?
○ 離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

今回のテーマである「養育費を諦めない」を理解するためには、
養育費とはどのようなものかという本質的な意味を知る必要があります。

養育費支払はお金の約束になるので、
離婚の話し合いでは支払者が渋って進まないことがあります。
例)子供のことは好きだけどお金を払うのは嫌だな。

当事務所では20代~30代のご依頼者様が多いので、
養育費がメインテーマになり特に養育費の支払額で悩む方が多いです。
例)希望額は4万円だけど夫は3万円以上は払わないと言い切る。

養育費とはどのようなお金?

◇ 子供の成長に欠かせないお金
◇ 歳を重ねるにつれて必要なお金は増える

離婚の話し合いは色々な感情を抱えながら行うので、
想像よりスムーズに進まないという葛藤を感じやすいですが、
お互いが養育費は子供の成長に欠かせないという視点を持つことが重要です。

この視点を欠いた状態で話し合いをしているご夫婦が多いです。

特に離婚することになった原因が配偶者の不倫の場合、
冷静な話し合いが難しく高額な養育費を請求する方もいます。
例)夫のせいで子供に寂しい思いをさせるから養育費は相場以上ほしい。

「裏切られた」という強い感情を持つことは理解できますが、
上述の通り、養育費は子供の成長のためのお金という視点を忘れないで下さい。

ちなみに不倫は養育費ではなく慰謝料で解決することになります。
例)不倫に対する慰謝料として100万円を一括で支払う。

また離れて暮らすことになる親(主に父親)も養育費は、
親権者に払うお金ではなく、子供に払うお金という視点を持ってほしいです。

そして離婚の時点で子供が幼い場合は、
子供の成長に伴い必要なお金は増えることになります。
例)子供が大学進学を希望しているので受験費用や学費がかかる。

養育費の話し合いでは将来を見据えることも重要です。

とある養育費の協議場面

妻「養育費の話し合いをしたい。」
夫「今日は疲れているからまた今度にしよう。」

協議離婚は夫婦間の話し合いで進めるものなので、
離婚時の状況によってはこのようなやり取りになるケースもあります。

この状況では頭の中に諦めるという選択肢がよぎりやすいですが、
家庭裁判所で行われる調停という選択肢もあるので諦めないで下さい。
(※ 調停に関する相談は弁護士さんにすることになります。)

ちなみに養育費以外の条件で揉めている場合で、
協議離婚の成立が難しいケースでは同じように調停に進むこともできます。
例)お互いが子供の親権を主張していて話し合いでは解決できない。

こういう訳で養育費は子供の将来に必要なお金になるので、
簡単に諦めないで色々な選択肢を考えながら粘り強く話し合って下さい。

当事務所では離婚協議書、離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合、
離婚チェックシートの送付から始めているので↓に詳細をお伝えします。

離婚チェックシートの内容

◇ 全13ページ63項目の質問を掲載
◇ 離婚協議で必要な離婚条件を全て網羅

離婚チェックシートに掲載されている内容は、
離婚協議書や離婚公正証書を作るために必要な離婚条件の情報です。
(離婚協議書や離婚公正証書の詳細は
こちらをご覧下さい。)

63項目の質問はできる限り○×形式(一部手書きあり)を採用しています。

例1「養育費はいつまで払う?(選択肢は5つ)」
例2「養育費の条件を決める時に注意すべき点(解説)」
例3「定期面会はどうしますか?(選択肢は3つ)」

例1~例3のような質問や解説を掲載しているので、
夫婦の意向に沿った離婚協議書や離婚公正証書を作ることができます。
加えて離婚条件を集める時間はゼロなので離婚届の提出時期も早まります。

詳しくは離婚チェックシートの内容と使い方をご覧下さい。

離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

「安心感が生まれて後悔しないものを作りたい」と考えているはずです。
「安心感や後悔」(思い)にこだわるのであれば以下2点がポイントになります。

・夫婦間で離婚条件について話し尽くすこと
・離婚協議書や公正証書には細かい条件まで記載すること

当事務所ではご依頼者様のこの思いを大切にしたいので、
契約期間を設けずに時間をかけて離婚協議書や離婚公正証書の作成を進めています。

もちろん料金は「○万円~」ではなく固定料金なので、
どれだけ時間がかかっても追加料金は頂きません。安心して下さい。

この結果、質と内容の伴った離婚協議書や公正証書ができています。

当事務所では正式なご依頼の前に無料相談から始めています。
無料相談を通して、私(行政書士の辻)との相性や経験値を確認して下さい。
相談中・相談後に依頼を求めるような営業行為はしないので安心して下さい。

先ずは無料相談から始めませんか? → お問合わせ
お気軽にご利用下さい。お問合わせをお待ちしております。(終わり)

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現在60本のコラムがあり数分で読めるので、是非ご覧下さい。

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協議離婚の進め方と成立期間や条件
養育費と公正証書の書き方
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当事務所では離婚チェックシート(全63項目)を利用すると同時に、
十分なヒアリングを通して、離婚協議書や離婚公正証書を作成しております。
また無料相談も実施しているのでお気軽にご利用下さい。