未成年者の離婚について

未成年者の離婚について

離婚に役立つ情報を発信します

未成年者の離婚を解説する前に、未成年者の結婚についてお伝えさせて頂きます。

【未成年者の結婚の特徴】

① 男性は18歳
② 女性は16歳
③ 父と母の同意が必要
④ 結婚後は成年と扱われる

未成年者の結婚については①~④の特徴がありますが、
④結婚後は成年として扱われることについて細かく説明させて頂きます。

未成年者は法律行為を単独で行うことが出来ず(両親の助けが必要)、
結婚後もこの状態が続くと不便が多いので、成年として扱われることになります。
(例 未成年者は両親の許可がなければ職業に就くことが出来ない。)

この扱いを難しい言葉ですが「成年擬制」と言い、
その結果、両親の許可がなくても賃貸の契約等を単独で結ぶことが出来ます。

ちなみに成年擬制されても飲酒や喫煙は出来ないのでご注意下さい。
(※ 飲酒や喫煙は20歳になってからとなります。)

【未成年者の離婚の特徴】

① 父と母の同意は不要
② 成年擬制は消滅しない

未成年者が離婚する場合、両親の同意は要らないので、
自分の意思で離婚を決定出来、夫婦間で離婚条件を話し合うことになります。
(例 親権は母親で、養育費は毎月3万円払ってもらう。)

ただ自分の意思で離婚を決定出来ると言っても、
現実的には両親や兄弟等、身近な人に相談することをお勧めします。
(※ 養育費等の情報を集める時に大きな力になってくれます。)

未成年離婚の原因として「収入の問題」になることが多く、
「どうせ払えない」という結論を出し、養育費等の支払を諦める方が多いです。

ただ相手の両親の同意という条件を満たす必要はありますが、
養育費の未払い対策として、相手の両親を連帯保証人にするという方法もあります。

養育費支払の合意が出来た場合は、支払率を上げるためにも、
証拠として使える離婚協議書や、強制執行が出来る公正証書の作成をお勧めします。

ちなみに離婚をしても成年擬制は消滅しないので、
離婚した後でも、結婚中と同じく単独で契約を結ぶことが出来ます。

こういう訳で未成年者の離婚の特徴は、成人夫婦の離婚と変わらないと言えます。

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【離婚コラム 2016/11/16】