離婚公正証書完成までの流れが分かるコラム

離婚の話し合いを開始する|第6話

著者は離婚問題に強い行政書士の辻雅清

【目次】

○ 登場人物(物語スタート)
○ 離婚チェックシートを利用しませんか?
○ 離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

離婚公正証書完成までの流れをわかりやすく解説するために、
複数回にわたって物語形式(フィクション)でお伝えさせて頂きます。

物語は全17話ありますが1つ1つが読みやすくなっています。
(※ これを読めば協議離婚の流れを理解しやすくなります。)

【登場人物】

夫 鈴木 四朗(会社員)
妻 鈴木 久子(会社員)

久子は四朗に離婚の条件をまとめたことを伝え、
翌日から離婚の話し合いを始めることで合意しました。

四朗「どんな条件を言われるのかな。」
四朗「久子の話をきちんと聞くようにしよう。」

四朗は離婚の原因が自分にあり、非があることも自覚しているので、
このような気持ちを持った状態で離婚の話し合いに臨もうと決めました。

久子は四朗の対応を見てからですが感情的にならず、
離婚の条件の合意が早くできるように冷静に臨もうと決めていました。

四朗の不倫が発覚してから2人の間に会話はありません。

久子「最初に言いたいことはある?」
久子「どのような気持ちで私と話そうとしてる?」

現時点での四朗の考えやスタンスを知りたかったので、
久子は自分でまとめた離婚の条件を伝える前に四朗の気持ちを問いました。

四朗「全面的に僕が悪いと思っている。」
四朗「久子の希望する条件を受け入れようと思っている。」

話し合いの前に四朗の考えやスタンスを知り、
久子は驚きと同時に四朗が反省しているなと強く感じました。

またこれなら冷静な話し合いができると感じました。

【久子が考えた離婚の条件】

◇ 自分名義の預金は自分が受取る
◇ 不倫の慰謝料は150万円を請求する

久子はまとめた離婚の条件をメモに書いていたので、
先ずはそれを四朗に渡して全て読んでもらうことから始めました。
(※ 今回の話し合いでは財産分与と慰謝料がメインテーマになります。)

離婚の条件を口頭で伝える場合、間違いが起きる可能性があるので、
久子がこのようにメモを渡して読んでもらうというのは良い方法だと言えます。

四朗は真剣な表情でメモの内容を読んでいました。

久子「条件はどうかな?」

いよいよ個別の条件(財産分与と慰謝料)についての話し合いです。(第6話終了)

財産分与の条件を話し合う|離婚までの道のり7話もご覧下さい。
(※ 離婚までの道のり全17話の目次はこちらにあります。)

当事務所では離婚協議書、離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合、
離婚チェックシートの送付から始めているので↓に詳細をお伝えします。

離婚チェックシートの内容

◇ 全13ページ63項目の質問を掲載
◇ 離婚協議で必要な離婚条件を全て網羅

離婚チェックシートに掲載されている内容は、
離婚協議書や離婚公正証書を作るために必要な離婚条件の情報です。
(離婚協議書や離婚公正証書の詳細は
こちらをご覧下さい。)

63項目の質問はできる限り○×形式(一部手書きあり)を採用しています。

例1「養育費はいつまで払う?(選択肢は5つ)」
例2「養育費の条件を決める時に注意すべき点(解説)」
例3「定期面会はどうしますか?(選択肢は3つ)」

例1~例3のような質問や解説を掲載しているので、
夫婦の意向に沿った離婚協議書や離婚公正証書を作ることができます。
加えて離婚条件を集める時間はゼロなので離婚届の提出時期も早まります。

詳しくは離婚チェックシートの内容と使い方をご覧下さい。

離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

「安心感が生まれて後悔しないものを作りたい」と考えているはずです。
「安心感や後悔」(思い)にこだわるのであれば以下2点がポイントになります。

・夫婦間で離婚条件について話し尽くすこと
・離婚協議書や公正証書には細かい条件まで記載すること

当事務所ではご依頼者様のこの思いを大切にしたいので、
契約期間を設けずに時間をかけて離婚協議書や離婚公正証書の作成を進めています。

もちろん料金は「○万円~」ではなく固定料金なので、
どれだけ時間がかかっても追加料金は頂きません。安心して下さい。

この結果、質と内容の伴った離婚協議書や公正証書ができています。

当事務所では正式なご依頼の前に無料相談から始めています。
無料相談を通して、私(行政書士の辻)との相性や経験値を確認して下さい。
相談中・相談後に依頼を求めるような営業行為はしないので安心して下さい。

先ずは無料相談から始めませんか? → お問合わせ
お気軽にご利用下さい。お問合わせをお待ちしております。(終わり)