離婚公正証書完成までの流れが分かるコラム

離婚経験者の友人に相談する|第10話

著者は離婚問題に強い行政書士の辻雅清

【目次】

○ 登場人物(物語スタート)
○ 離婚チェックシートを利用しませんか?
○ 離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

離婚公正証書完成までの流れをわかりやすく解説するために、
複数回にわたって物語形式(フィクション)でお伝えさせて頂きます。

物語は全17話ありますが1つ1つが読みやすくなっています。
(※ これを読めば協議離婚の流れを理解しやすくなります。)

【登場人物】

夫 鈴木 四朗(会社員)
妻 鈴木 久子(会社員)

久子は慰謝料支払の条件に関する結論を出せなかったので、
昨年離婚をした友人に連絡をして離婚相談をすることにしました。

今ぶつかっている慰謝料という壁に対して、
少しでも潰すことができたらという期待を持って会いに行きました。

友人は久子が離婚すると聞いて驚いていましたが、
「少しでも役に立てたら」と思い直ぐに日程調整をしました。

【久子の選択肢】

① 一括で100万円を受取って終了
② 一括で100万円+分割で50万円を受取って終了

久子は離婚することになった経緯を伝えた後に、
2つの選択肢の内どちらが良いかアドバイスを求めました。

友人「どんな形であれ多く受取るべきだよ。」
友人「だから悩むことなく②を選んだ方が良いよ。」

友人は相談内容を聞いた直後、直ぐにこのような回答をくれました。

久子は友人からのスカッとするアドバイス(一言)を聞いて、
衝撃を受けただけではなく心の中のモヤモヤが晴れた気がしました。

久子「ありがとう。即答でビックリしたよ。」
友人「それと分割払いなら公正証書を作るべきだよ。」

久子は友人から公正証書の特徴を教えてもらい、
不払い時に四朗の財産の差押えができるということを理解できました。

さらに給料を差押えられた場合、会社にバレるので、
「払わないといけない」というプレッシャーを与えることも知りました。

久子は差押えよりプレッシャーという効力に惹かれました。

久子「公正証書の作り方などは自分で調べるよ。」
久子「本当にありがとう。相談をして良かったよ。」

久子は慰謝料の条件に関する悩みを解決できただけではなく、
公正証書という新たな情報を入手できて感謝の気持ちで一杯になりました。

ウェブサイトの情報だけではなく経験者への離婚相談も大切だと感じました。

早速、久子は公正証書の仕組みや作り方について調べ始めました。(第10話終了)

離婚公正証書について調べる|離婚までの道のり11話もご覧下さい。
(※ 離婚までの道のり全17話の目次はこちらにあります。)

当事務所では離婚協議書、離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合、
離婚チェックシートの送付から始めているので↓に詳細をお伝えします。

離婚チェックシートの内容

◇ 全13ページ63項目の質問を掲載
◇ 離婚協議で必要な離婚条件を全て網羅

離婚チェックシートに掲載されている内容は、
離婚協議書や離婚公正証書を作るために必要な離婚条件の情報です。
(離婚協議書や離婚公正証書の詳細は
こちらをご覧下さい。)

63項目の質問はできる限り○×形式(一部手書きあり)を採用しています。

例1「養育費はいつまで払う?(選択肢は5つ)」
例2「養育費の条件を決める時に注意すべき点(解説)」
例3「定期面会はどうしますか?(選択肢は3つ)」

例1~例3のような質問や解説を掲載しているので、
夫婦の意向に沿った離婚協議書や離婚公正証書を作ることができます。
加えて離婚条件を集める時間はゼロなので離婚届の提出時期も早まります。

詳しくは離婚チェックシートの内容と使い方をご覧下さい。

離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

「安心感が生まれて後悔しないものを作りたい」と考えているはずです。
「安心感や後悔」(思い)にこだわるのであれば以下2点がポイントになります。

・夫婦間で離婚条件について話し尽くすこと
・離婚協議書や公正証書には細かい条件まで記載すること

当事務所ではご依頼者様のこの思いを大切にしたいので、
契約期間を設けずに時間をかけて離婚協議書や離婚公正証書の作成を進めています。

もちろん料金は「○万円~」ではなく固定料金なので、
どれだけ時間がかかっても追加料金は頂きません。安心して下さい。

この結果、質と内容の伴った離婚協議書や公正証書ができています。

当事務所では正式なご依頼の前に無料相談から始めています。
無料相談を通して、私(行政書士の辻)との相性や経験値を確認して下さい。
相談中・相談後に依頼を求めるような営業行為はしないので安心して下さい。

先ずは無料相談から始めませんか? → お問合わせ
お気軽にご利用下さい。お問合わせをお待ちしております。(終わり)