
離婚までの道のり第1話

初めまして、全国対応で離婚問題に力を入れている行政書士の辻 雅清と申します。
〈主力業務について〉
・離婚協議書の作成(全国対応)
・離婚公正証書の原案作成&代理作成(全国対応)
離婚公正証書完成までの流れをわかりやすく解説するため、
ここでは複数回にわたって物語形式(フィクション)でお伝えします。
【目次】
○ 物語の登場人物
○ 第1話「離婚を伝えて離婚情報を集める」スタート
○ 離婚チェックシートを使って効率良く進めませんか?
この離婚物語を読めば協議離婚の流れを理解しやすくなります。
物語の登場人物
夫 鈴木 四朗(会社員)(神奈川県出身)
妻 鈴木 久子(会社員)(大阪府出身)
四朗と久子は大学時代の同級生で卒業から1年後に結婚をした5年目の夫婦です。
2人共会社員で仕事が忙しく子どもはいない状況でした。
第1話「離婚を伝えて離婚情報を集める」スタート
ある日、久子は仕事の帰り道で四朗を見かけて声を掛けようとした瞬間、女性とホテルへ入るところを目撃しました。
久子はすぐに四朗にメールを送りましたが返信はありません。
〈久子の心情〉
・他人の空似であってほしい。
・四朗が不倫なんて信じたくない。
久子は苛立ちや喪失感など様々な感情を抱えながら、四朗がホテルから出てくるまで入口の前で待ちました。
2時間後、四朗はホテルから出てきました。そして久子は勇気を出して四朗に声を掛けました。
四朗「どうしてここにいるの?」
久子「人目があるから家で話しましょう。」
久子は怒りの感情を爆発させたかったのですが、周囲の目もあるのでグッと堪えて家に帰ることにしました。
久子「あなたとは日を改めてじっくりとお話をさせて頂きます。」
四朗とホテルに入った女性は何も答えずに逃げるように立ち去りました。
四朗と久子は一言の会話もなく自宅に戻りました。
そして四朗は1年前から高校時代の後輩と不倫をしていたと打ち明けました。
久子は四朗の口から「不倫」という言葉を聞いた瞬間、なぜか怒りよりも冷静になっている不思議な感覚になっていました。
四朗は不倫をした経緯などを話していましたが、久子は話を遮って離婚の意思を伝えることにしました。
久子「離婚しましょう。」
久子「何を言われても許すことはできない。」
久子の両親は不倫が原因で離婚していたため、不倫に対する嫌悪感が強く、四朗の裏切りを許すことはできませんでした。
久子は両親の離婚に伴い、母親と暮らすことを選択しました。現在、母親は再婚をして幸せに暮らしています。
四朗「わかった。離婚するよ。ごめん。」
四朗は久子の両親の離婚を知っていたことに加えて、久子の真剣な目と強い意思を感じたので離婚を受入れました。
そして離婚に伴う条件協議については後日行うことを約束してこの日は終わりました。
翌日から久子は条件協議のために必要な離婚に関する情報を集めることにしました。
〈離婚情報に触れた感想〉
・離婚条件はたくさんあるんだ。
・私の場合は慰謝料と財産分与がメインテーマになる。
主な離婚条件として親権、養育費、面会交流、慰謝料、財産分与、年金分割などがあり、離婚原因や経緯に応じて夫婦間で協議する条件は変わります。
四朗と久子には子どもがいないため、離婚の条件協議の場で難航しやすい養育費は不要となります。
久子「どうやって離婚情報を集めようかな。」
久子「離婚書籍やウェブサイトなどたくさん媒体はあるな。」
久子は本を読むのが苦手なので書籍という選択肢は消えました。
同時に手軽で便利なウェブサイトから離婚情報を集めることにしました。
そして協議離婚に関する情報を掲載しているウェブサイトを見つけて、離婚情報を収集し慰謝料と財産分与の仕組み(考え方)を理解しました。
久子「このサイトは丁寧にわかりやすく解説してる。」
久子「ここの情報を整理すれば予想より早く話し合いができそう。」
ウェブサイトごとに質、内容、鮮度に差があり、久子がたまたま見つけたサイトは幸運にも質がよくてわかりやすい内容でした。
久子はウェブサイトの情報をノートに書き留めました。様々な情報を得ることができたので手応えを感じました。
久子「これだけ離婚情報を集めれば十分だろう。」
あとは集めた離婚情報の取捨選択と整理をして、四朗に伝える離婚条件をまとめることができれば条件協議の準備は完了です。
早速、久子は自分が希望する離婚条件のまとめを始めました。
(第1話終了)
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離婚チェックシートを使って効率良く進めませんか?

協議離婚で話し合う離婚条件は親権、養育費、面会交流、慰謝料、財産分与、年金分割など代表的なもの、あまり知られていないものなど数多くあります。
この離婚条件の情報はご夫婦(自分たち)で集めて整理する必要がありますが以下の問題や疑問を抱える方が多いです。
〈問題や疑問とは?〉
・離婚情報が多くて混乱する。
・AサイトとBサイトで真逆のことが書かれている。
・有益な情報を集めたいけどやり方がわからない。
この問題や疑問を解消するのがオリジナルの離婚チェックシートです。
離婚チェックシートがあれば、ご夫婦で離婚条件の情報を集める必要がなくなります。つまり完成までの時間短縮に繋がります。
離婚チェックシートとは?
① 計13ページ63項目を掲載
② 協議離婚に必要な情報を全て網羅
③ わかりやすいように○×回答形式を多く採用
当事務所では20代~40代のご依頼者様が多いので養育費と面会交流の項目が多いです。
なお、数年前からは世代を問わずご依頼を頂いております。
世代に応じてテーマになる離婚条件(退職金など)は異なりますが全て対応できます。
離婚チェックシートには、具体的に以下のように掲載されています。
〈離婚チェックシートの項目例〉
例1「子どもの養育費は何歳まで払う?(選択肢は5つ)」
例2「子どもとの定期面会はどうしますか?(選択肢は3つ)」
例3「預貯金の財産分与の分配方法は?(選択肢は3つ)」
例4「通知義務の通知方法はどうしますか?(選択肢は6つ)」
離婚協議書や離婚公正証書作成に必要な情報を掲載しています。
つまり夫婦間での離婚協議において二度手間がなくなり、効率良く進めることができます。
なお、当事務所では弁護士法の規定により相手方との交渉はお引受できません。
補足として+aの条件も多数掲載しており、○と回答した項目が多い場合、
養育費と面会交流の条件だけでもそれぞれ10個以上になるご依頼者様もいらっしゃいます。
こういう訳でご依頼者様からは大変好評を頂いております。
詳細は離婚チェックシートの内容と使い方|離婚協議書と公正証書作成をご覧下さい。
