離婚公正証書完成までの流れがわかるコラム

離婚したいと伝える|第1話

著者は離婚問題に強い行政書士の辻雅清

【目次】

○ 登場人物(物語スタート)
○ 離婚チェックシートを利用しませんか?
○ 離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

離婚公正証書完成までの流れをわかりやすく解説するために、
複数回にわたって物語形式(フィクション)でお伝えさせて頂きます。

物語は全17話ありますが1つ1つが読みやすくなっています。
(※ これを読めば協議離婚の流れを理解しやすくなります。)

【登場人物】

夫 鈴木 四朗(会社員)
妻 鈴木 久子(会社員)

四朗と久子は結婚してから5年目の夫婦で、
2人共会社員で仕事が忙しく子供はいない状況でした。

そんなある日、久子は仕事の帰り道で四朗を見かけ、
声を掛けようとした瞬間、女性とホテルへ入る所を目撃しました。

直ぐに久子は四朗へメールを送りましたが返信はありません。

久子「信じたくない。」
久子「他人の空似であってほしい。」

久子は様々な感情(苛立ちや喪失感)を抱えながら、
四朗がホテルから出てくるまで入口の前で待つことにしました。

2時間後、四朗はホテルから出てきました。
そして久子は勇気を出して四朗に声を掛けました。

四朗「どうしてここにいるの?」
久子「とりあえず、人目があるから家で話しましょう。」

久子はその場で感情を爆発させたかったのですが、
周囲の目もあるのでグッとこらえて家に帰ることにしました。

久子「あなたとは後日、ゆっくりお話させて頂きます。」

四朗とホテルへ入った女性は何も答えずに逃げるように立ち去りました。

四朗と久子は一言の会話もなく自宅に戻りました。
そして四朗は1年前から大学時代の後輩と不倫をしていたと打ち明けました。

久子は四朗の口から「不倫」という言葉を聞いた瞬間、
何故か怒りよりも冷静になっている不思議な感覚になっていました。

四朗は不倫に至った経緯などを話していましたが、
久子はその話を遮り四朗へ離婚の意思を伝えることにしました。

久子「離婚しましょう。」
久子「何があっても許すことはできない。」

久子の両親は不倫が原因で離婚をしていたので、
不倫に対する嫌悪感が強く四朗の裏切りを許すことはできませんでした。

両親の離婚の際、久子は母親と暮らすことを選択し、
離婚してから10年後、母親は再婚をして幸せに暮らしています。

四朗「わかった。離婚するよ。」

四朗は久子の両親が離婚したことを知っていたことに加えて、
久子の真剣な目と強い意思を感じたので離婚することを了承しました。

そして離婚の条件については後日話し合うことにしました。(第1話終了)

離婚の情報を集める|離婚までの道のり2話もご覧下さい。
(※ 離婚までの道のり全17話の目次はこちらにあります。)

当事務所では離婚協議書、離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合、
離婚チェックシートの送付から始めているので↓に詳細をお伝えします。

離婚チェックシートの内容

◇ 全13ページ63項目の質問を掲載
◇ 離婚協議で必要な離婚条件を全て網羅

離婚チェックシートに掲載されている内容は、
離婚協議書や離婚公正証書を作るために必要な離婚条件の情報です。
(離婚協議書や離婚公正証書の詳細は
こちらをご覧下さい。)

63項目の質問はできる限り○×形式(一部手書きあり)を採用しています。

例1「養育費の終期は4つの内どれにしますか?」
例2「養育費の条件を決める時に注意すべき点(解説)」

例1や例2のような質問や解説を掲載しているので、
夫婦の意向に沿った離婚協議書や離婚公正証書を作ることができます。
加えて離婚条件を集める時間はゼロなので離婚届の提出時期も早まります。

詳しくは離婚チェックシートの内容と使い方をご覧下さい。

離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

「安心感が生まれて後悔しないものを作りたい」と考えているはずです。
「安心感や後悔」(思い)にこだわるのであれば以下2点がポイントになります。

・夫婦間で離婚条件について話し尽くすこと
・離婚協議書や公正証書には細かい条件まで記載すること

当事務所ではご依頼者様のこの思いを大切にしたいので、
契約期間を設けずに時間をかけて離婚協議書や離婚公正証書の作成を進めています。

もちろん料金は「○万円~」ではなく固定料金なので、
どれだけ時間がかかっても追加料金は頂きません。安心して下さい。

この結果、質と内容の伴った離婚協議書や公正証書ができています。

当事務所では正式なご依頼の前に無料相談から始めています。
無料相談を通して、私(行政書士の辻)との相性や経験値を確認して下さい。
相談中・相談後に依頼を求めるような営業行為はしないので安心して下さい。

先ずは無料相談から始めませんか? → お問合わせ
お気軽にご利用下さい。お問合わせをお待ちしております。(終わり)