離婚の問題や疑問を解決するコラム

面会交流の5個の質問に回答します

著者は離婚問題に強い行政書士の辻雅清

【目次】

○ 面会交流の頻度はどれくらい?
○ 頻度は必ず決める必要がある?
○ 頻度以外に決める条件はある?
○ 他に定めた方がいい条件はある?
○ 面会交流で大切なことは?
○ 離婚チェックシートを利用しませんか?
○ 離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

離婚協議書や離婚公正証書作成にあたって、
ご依頼者様から頂く面会交流のご質問について回答していきます。

面会交流の頻度はどれくらい?

協議離婚は夫婦間の話し合いで進めるので、
各夫婦によって面会交流の頻度(回数)は変わります。

離れて暮らすことになる親と子供との関係や、
離婚後の生活環境、子供の年齢に応じて考える必要があります。
例)子供は15歳だから頻度は子供の意思に任せる。

当事務所では月1~2回で合意されるご依頼者様が多いです。

頻度は必ず決める必要がある?

夫婦間の話し合いによっては頻度を定めないという結論もあります。

例えば、離れて暮らす親と子供の関係が良好な場合は、
あえて頻度を定めず「子供が望んだ時」という抽象的な合意もできます。

配偶者との関係は悪くても子供との関係は良好なケースは多いです。

また子供が中学生以上の場合も同じような合意が考えられます。
なぜなら中学生くらいの年齢になると自分の意思を主張できるからです。
注)あくまでも精神年齢の話なので中学生というのは目安です。

頻度以外に決める条件はある?

仮に親子関係に問題があったり、子供が幼い場合は、
頻度以外に実施時間や面会場所など細かく決めることもあります。

細かく決めた結果、10個以上の条件になるご依頼者様もいます。

一般的に養育費など離婚条件は細かく決めるべきですが、
面会交流に限っては親子関係を考慮して頻度だけでもいいです。

親子関係が良好で細かく決めた場合、逆に硬直する可能性があります。
例)面会場所を公園としたため雨の日に実施できなくて揉める。

他に定めた方がいい条件はある?

1つ前でも少し触れましたが、離婚時の状況によっては、
条件が少ない夫婦もいれば10個以上の条件を定める方もいます。

例えば、離れて暮らす親との面会以外の交流(メールなど)や、
夏休みなどに実施する宿泊を伴う面会、費用負担の合意などがあります。
例)面会交流の実施費用は父親が全てを負担する。

最近は「中傷禁止の合意」という面会交流を円滑に進めるために、
夫婦間のでき事や面会中に親権者の悪口を言わないという合意も増えています。

面会交流で大切なことは?

面会交流は子供の成長に欠かせないものなので、
夫婦間でいざこざがあっても子供の気持ちを優先して考えて下さい。
例)夫と子供の関係は良好だけど夫の顔を見たくないから会わせない。

そして面会交流を養育費の取引材料に使うこともいけません。
例)養育費を上げてくれたら面会の回数を増やしてもいい。

当事務所では離婚協議書、離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合、
離婚チェックシートの送付から始めているので↓に詳細をお伝えします。

離婚チェックシートの内容

◇ 全13ページ63項目の質問を掲載
◇ 離婚協議で必要な離婚条件を全て網羅

離婚チェックシートに掲載されている内容は、
離婚協議書や離婚公正証書を作るために必要な離婚条件の情報です。
(離婚協議書や離婚公正証書の詳細は
こちらをご覧下さい。)

63項目の質問はできる限り○×形式(一部手書きあり)を採用しています。

例1「定期面会はどうしますか?(選択肢は3つ)」
例2「中傷表現禁止の条件を入れますか?(○×)」

例1や例2のような質問や解説を掲載しているので、
夫婦の意向に沿った離婚協議書や離婚公正証書を作ることができます。
加えて離婚条件を集める時間はゼロなので離婚届の提出時期も早まります。

詳しくは離婚チェックシートの内容と使い方をご覧下さい。

離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

「安心感が生まれて後悔しないものを作りたい」と考えているはずです。
「安心感や後悔」(思い)にこだわるのであれば以下2点がポイントになります。

・夫婦間で離婚条件について話し尽くすこと
・離婚協議書や公正証書には細かい条件まで記載すること

当事務所ではご依頼者様のこの思いを大切にしたいので、
契約期間を設けずに時間をかけて離婚協議書や離婚公正証書の作成を進めています。

もちろん料金は「○万円~」ではなく固定料金なので、
どれだけ時間がかかっても追加料金は頂きません。安心して下さい。

この結果、質と内容の伴った離婚協議書や公正証書ができています。

当事務所では正式なご依頼の前に無料相談から始めています。
無料相談を通して、私(行政書士の辻)との相性や経験値を確認して下さい。
相談中・相談後に依頼を求めるような営業行為はしないので安心して下さい。

先ずは無料相談から始めませんか? → お問合わせ
お気軽にご利用下さい。お問合わせをお待ちしております。(終わり)

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現在60本のコラムがあり数分で読めるので、是非ご覧下さい。

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当事務所では離婚チェックシート(全63項目)を利用すると同時に、
十分なヒアリングを通して、離婚協議書や離婚公正証書を作成しております。
また無料相談も実施しているのでお気軽にご利用下さい。