離婚の問題や疑問を解決するコラム

学資保険と財産分与の関係

協議離婚に役立つ情報を発信

財産分与は結婚期間中に蓄えた財産を清算(分配)するもので、
主に不動産、お金(預金や現金)、動産(家具や電化製品)、以上3つに分類されます。

Q「学資保険と生命保険は同じ扱いですか?」
Q「学資保険は財産分与の対象になりますか?」

財産分与に関する相談では、生命保険だけではなく、
このように学資保険に関する対応についても頂くことが多いです。

【学資保険の考え方とは】

① 財産分与の対象になる
② 親権者が保険を引継ぐことが多い

学資保険は子供の保険なので財産分与から外れると考えられがちですが、
結婚期間中に得た財産(給与)から保険料を払っているので、①対象になります。

つまり夫婦間で学資保険の分配方法について話し合うことになります。

具体的な分配方法としては解約返戻金を確認して、
その返戻金をどのように分配するかについて話し合いで決定します。
(例 解約金100万円を夫が50万円、妻が50万円を受取る。)

ただ学資保険の目的は子供の進学費用(学費など)なので、
解約せずに②親権者が引継ぐという結論を出すご依頼者様が多いです。

このように柔軟な結論を出せるのが協議離婚の特徴となります。

ちなみに学資保険に関しては財産分与ではなく、
養育費支払の話し合いに絡めて、合意を目指すご依頼者様もいらっしゃいます。

【親権者に引継ぐ時の注意点】

◇ 離婚前に契約書を変更する
◇ 契約者の変更をしないとトラブルの種

学資保険の契約者は父親になっているケースが多いので、
仮に母親が親権者になる場合、離婚前に契約者変更をして下さい。

契約者変更をしない場合、離婚後も父親が保険料を払うので、
不払いが起きたり、満期になっても父親経由で保険金を受取ることになります。

父親経由で保険金を受取る場合、保険金を渡してくれないというリスクがあります。

最後に学資保険は預金の財産分与などと対応が変わるので、
離婚後のトラブルを防ぐためにも、よく話し合って結論を出すことが大切です。
(終わり)

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