離婚後の生活のために準備することを解説
【目次】
○ 離婚後の生活を考えてやるべきこと
○ 離婚後の収入とは?
○ 離婚チェックシートを利用しませんか?
○ 離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ
協議離婚には大きくわけて3つの問題があり、
今回はその中でも離婚後の生活問題についてお伝えします。
(※ 残り2つの問題は親権、お金となります。)
離婚後の生活を考えてやるべきこと
① 生活シミュレーション
② 養育費など離婚給付の合意
離婚が成立した時点で共働きのご夫婦の場合、
離婚後の生活設計が立てやすく不安を抱える可能性は低いです。
例)自分で子供を育てるから養育費は最低限もらえたらいい。
つまり離婚条件の話し合いで揉める可能性は低く、
協議離婚の成立時期も専業主婦の方に比べると早くなりやすいです。
主な離婚条件は養育費、慰謝料、財産分与、年金分割などで、
離婚することになった経緯や原因によって話し合う内容は変わります。
例)夫婦間に子供はいないから慰謝料と財産分与がメインテーマになる。
共働きのケースでは生活シミュレーションはやりやすいです。
逆に婚姻期間中、専業主婦(主夫)だった場合は、
離婚後の収入を考慮した上で離婚の話し合いに臨む必要があります。
例)離婚後の生活資金として預金の財産分与では多めに受取りたい。
つまり生活シミュレーションは慎重に検討する必要があります。
離婚後の収入とは?
◇ 給料
◇ 公的扶助
◇ 養育費など離婚給付
仮に子供の親権を得た場合、子供の年齢にもよりますが、
フルタイムの仕事に就けないこともあり給料の計算は重要です。
例)数年間はパートでしか働けないから給料は毎月8万円。
次に児童扶養手当など公的扶助を受けることができますが、
基本的に所得制限を受けるので事前に給付額の見積をして下さい。
公的扶助は不払いがなく計算できる生活資金となります。
公的扶助の申請は離婚と同時に行われる訳ではないので、
離婚前から積極的に役所に出向いて利用できる制度の確認をすることが重要です。
最後に配偶者と養育費など離婚給付の合意ができた場合は、
不払いを防ぐためにも支払率を上げる書面の作成をお勧めします。
書面とは離婚協議書、又は離婚公正証書のことを言います。
特に離婚公正証書には「強制執行(財産の差押え)」という強い効力があります。
注)養育費などの支払率を100%にする方法はないのでご注意下さい。
こういう訳で離婚後の生活の問題については、
離婚前からシミュレーションを行い、結論を出すことが大切です。
当事務所では離婚協議書、離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合、
離婚チェックシートの送付から始めているので↓に詳細をお伝えします。
離婚チェックシートの内容
◇ 全13ページ63項目の質問を掲載
◇ 離婚協議で必要な離婚条件を全て網羅
離婚チェックシートに掲載されている内容は、
離婚協議書や離婚公正証書を作るために必要な離婚条件の情報です。
(離婚協議書や離婚公正証書の詳細はこちらをご覧下さい。)
63項目の質問はできる限り○×形式(一部手書きあり)を採用しています。
例1「養育費はいつまで払う?(選択肢は5つ)」
例2「養育費の条件を決める時に注意すべき点(解説)」
例3「定期面会はどうしますか?(選択肢は3つ)」
例1~例3のような質問や解説を掲載しているので、
夫婦の意向に沿った離婚協議書や離婚公正証書を作ることができます。
加えて離婚条件を集める時間はゼロなので離婚届の提出時期も早まります。
詳しくは離婚チェックシートの内容と使い方をご覧下さい。
離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ
「安心感が生まれて後悔しないものを作りたい」と考えているはずです。
「安心感や後悔」(思い)にこだわるのであれば以下2点がポイントになります。
・夫婦間で離婚条件について話し尽くすこと
・離婚協議書や公正証書には細かい条件まで記載すること
当事務所ではご依頼者様のこの思いを大切にしたいので、
契約期間を設けずに時間をかけて離婚協議書や離婚公正証書の作成を進めています。
もちろん料金は「○万円~」ではなく固定料金なので、
どれだけ時間がかかっても追加料金は頂きません。安心して下さい。
この結果、質と内容の伴った離婚協議書や公正証書ができています。
当事務所では正式なご依頼の前に無料相談から始めています。
無料相談を通して、私(行政書士の辻)との相性や経験値を確認して下さい。
相談中・相談後に依頼を求めるような営業行為はしないので安心して下さい。
先ずは無料相談から始めませんか? → お問合わせ
お気軽にご利用下さい。お問合わせをお待ちしております。(終わり)
離婚の疑問を解決するコラムの目次はこちらにあります。
現在60本のコラムがあり数分で読めるので、是非ご覧下さい。
【関連ページ】
◇ 協議離婚の進め方と成立期間や条件
◇ 養育費と公正証書の書き方
◇ 離婚慰謝料と公正証書の書き方
◇ 離婚の財産分与と住宅ローンの関係
◇ 年金分割合意書の書式
当事務所では離婚チェックシート(全63項目)を利用すると同時に、
十分なヒアリングを通して、離婚協議書や離婚公正証書を作成しております。
また無料相談も実施しているのでお気軽にご利用下さい。