離婚の問題や疑問を解決するコラム

離婚条件を細かく決めることは大切

著者は離婚問題に強い行政書士の辻雅清

【目次】

○ 細かく決めるメリットとは?
○ 離婚チェックシートを利用しませんか?
○ 離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

協議離婚は夫婦間の話し合いをベースに進めるものなので、
養育費や面会交流などの離婚条件についても自由に決定できます。

つまり条件を細かく決める、決めないの判断も自由ですが、
離婚協議書を作っている立場(行政書士)からすると細かく決めた方がいいです。

ちなみに離婚条件を決めない(0個)という結論を出すこともできます。
ただ離婚後のトラブル率が上がるのでこの結論をお勧めすることはできません。

細かく決めるメリットとは?

① 離婚後のトラブルを防ぐ
② 合意した条件を守ろうという意識付け

養育費などの離婚条件を細かく決めることができれば、
①離婚後のトラブルを減らすというメリットが生まれます。

主な養育費の条件として始期、終期、金額、支払日などがあり、
細かい条件としては進学費用、入院費用など特別費用の負担条件があります。

当事務所では養育費だけで10個以上の条件になるご依頼者様が多いです。

次に動産(電化製品や家具)の財産分与の話し合いでは、
種類が多く細かいので「何も決めない」という夫婦も多いです。
ただ何も決めなかった場合、以下のトラブルに発展する可能性があります。

元夫「エアコン3台の内、1台譲ってほしい。」
元妻「新生活を始めているのに今頃言われても困る。」

「たかがエアコンでしょ」と思う方もいるかもしれませんが、
離婚した後(新生活中)に言われると気持ちのいいものではありません。

ただ全ての電化製品や家具の分配方法を決めるのは現実的ではないので、
エアコンやテレビといった高価な商品だけでも決めておくことをお勧めします。

また高価な商品以外にも「思い入れのある商品」も決めた方がいいです。

なお、離婚協議書や離婚公正証書を作成した場合、
清算条項という条件を入れるので上記のようなトラブルは起きません。

最後に細かく決めるということは話し尽くすことと同義なので、
②合意した条件を守ろう(忘れない)という意識を高めることに繋がります。

離婚の話し合いでは養育費などお金の話が中心となります。
大切なことは合意することではなく離婚後もその合意条件を守ることです。

ちなみに面会交流の条件は離婚時の状況に応じて、
細かく決めない方がいい時もあるので詳細はページ下部の関連ページをご覧下さい。

当事務所では離婚協議書、離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合、
離婚チェックシートの送付から始めているので↓に詳細をお伝えします。

離婚チェックシートの内容

◇ 全13ページ63項目の質問を掲載
◇ 離婚協議で必要な離婚条件を全て網羅

離婚チェックシートに掲載されている内容は、
離婚協議書や離婚公正証書を作るために必要な離婚条件の情報です。
(離婚協議書や離婚公正証書の詳細は
こちらをご覧下さい。)

63項目の質問はできる限り○×形式(一部手書きあり)を採用しています。

例1「養育費はいつまで払う?(選択肢は5つ)」
例2「養育費の条件を決める時に注意すべき点(解説)」
例3「定期面会はどうしますか?(選択肢は3つ)」

例1~例3のような質問や解説を掲載しているので、
夫婦の意向に沿った離婚協議書や離婚公正証書を作ることができます。
加えて離婚条件を集める時間はゼロなので離婚届の提出時期も早まります。

詳しくは離婚チェックシートの内容と使い方をご覧下さい。

離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

「安心感が生まれて後悔しないものを作りたい」と考えているはずです。
「安心感や後悔」(思い)にこだわるのであれば以下2点がポイントになります。

・夫婦間で離婚条件について話し尽くすこと
・離婚協議書や公正証書には細かい条件まで記載すること

当事務所ではご依頼者様のこの思いを大切にしたいので、
契約期間を設けずに時間をかけて離婚協議書や離婚公正証書の作成を進めています。

もちろん料金は「○万円~」ではなく固定料金なので、
どれだけ時間がかかっても追加料金は頂きません。安心して下さい。

この結果、質と内容の伴った離婚協議書や公正証書ができています。

当事務所では正式なご依頼の前に無料相談から始めています。
無料相談を通して、私(行政書士の辻)との相性や経験値を確認して下さい。
相談中・相談後に依頼を求めるような営業行為はしないので安心して下さい。

先ずは無料相談から始めませんか? → お問合わせ
お気軽にご利用下さい。お問合わせをお待ちしております。(終わり)

離婚の疑問を解決するコラムの目次はこちらにあります。
現在60本のコラムがあり数分で読めるので、是非ご覧下さい。

【関連ページ】
協議離婚の進め方と成立期間や条件
養育費と公正証書の書き方
面会交流と公正証書の文例
離婚の財産分与と住宅ローンの関係
清算条項の書き方と文例

当事務所では離婚チェックシート(全63項目)を利用すると同時に、
十分なヒアリングを通して、離婚協議書や離婚公正証書を作成しております。
また無料相談も実施しているのでお気軽にご利用下さい。